fugetsukai_flag慶應風月会
慶應義塾教職員定年退職者の会
昭和45年10月設立


本会は、会員相互の親睦と連絡を図り、  
併せて生活の向上に努めるとともに、   
慶應義塾の発展に寄与することを目的とする
  
HOME 平成26年5月1日
会長挨拶・会名の由来 役員規則財務 総会 入会のご案内 TOPICS 




         
  会長就任年

平成5年

平成7年

平成18年

平成24年
会 長 名

西岡 秀雄(元商学部教授)

阪埜 光男(元法学部教授)

小林 賢三(元理工学部教授)

吉野 肇一(元看護医療学部教授)
   
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   吉野肇一会長





 
              
会長挨拶 -秋季総会2017を終えて-

 皆様こんにちは,ご機嫌はいかがですか?
 先月10月の28日土曜日,秋の六大学野球慶早戦第一日目午後という従来どおりの日時で,秋の総会を台風接近中の雨模様ながら無事に終え,役員一同ホッとしているところです。というのは,次の二つの心配があったからです。
 1.その1週前同様,超大型である台風22号接近中
 2.会場を初めて日吉キャンパス大学食堂棟2階グリーンズマルシェ学生食堂としました。これは,主に神奈川
   県・都内城西地区居住会員からの要望にお応えしたものです。
 幸い台風は1日遅れとなったうえに本土上陸なしで過ぎていきました。
 参加者数ですが,はがきでの申込みは103名と多かったのですが,実際は残念ながら86名に留まりました。これには天候の影響もあったことと思います。看護職員OGをはじめとする信濃町会場ではおなじみの一部諸君にお目にかかれなかったことは残念でした。それも含めて,都内城東地区,千葉・茨城県からの参加者はいつもより少ない感じでした。それでもこれだけの会員が参加してくださったのは,上記2.で記した地区の会員が多かったのでしょう。
 会場そのものは,信濃町キャンパスのそれに比べると数倍の広さで,ミニ講演スライド映写も器械の接続には労を要したもののスムーズに行われ,料理内容・予算(信濃町同様)と合わせてとても好評でした。
 来賓として,岩波敦子 常任理事と山本尚明 塾監局長にご臨席いただき,岩波理事からは60年近く義塾公式諸行事に用いられてきた「日吉記念館」が間もなく取壊しになるので,よいタイミングで本会が開かれたなどのご挨拶をいただきました。
 ミニ講演は,淑徳大学教授(塾員,ケースワーカー,鈴木幸男幹事同僚@月ヶ瀬リハビリテーションセンター)村上 信 君による『自分らしく暮らすために―「100歳人生」時代に向けて』という本会にぴったりの題で,スライドを用いた熱演が予定の15分を大幅に延長したものの,参加者一同,興味深く拝聴しました。私自身にとって一番ためになったことは,「困ったときはまずは地域の生活支援センターへ相談に」ということでした。このときに用いられたスライドは,これまでのミニ講演同様,本ホームページに別掲されています。
 懇親会は,谷戸祥晃 元副会長の乾杯に始まり,信濃町とはやや違った趣向の料理を囲んで話の輪が咲いていました。予定どおりの5時半ごろ,いつものように井上省三君のリードで「若き血」を全員で高らかに歌い上げたのちお開きとなりました。
 日吉キャンパスは全くの学舎キャンパスで,年々鬱蒼さが増すイチョウ並木,当日,日大とのアメリカンフットボール試合が行われていたグラウンドなど,病院が大きな位置を占める信濃町キャンパスとは全く趣を異にします。そのうえ,懇親会テーブル上には義塾のラベルの貼ったお酒・ペンマークのお菓子等などがあり,感傷をそそられました。次の日吉での総会(来秋予定)には,より多くの会員が参加されることを期待しています。
 東京六大学野球は,この総会の日の慶早戦を2-1の接戦で勝ち,翌日曜日は台風の雨で延期となった月曜日に快勝して見事,7シーズン振りに優勝しました。体育会推薦力の小さい,文武両道を掲げる義塾の誉れです。なお,この陰には1・2年生投手の活躍があるようで,主砲 岩見君が卒業(楽天入り)するものの,来シーズン以降も大変楽しみです。
 さて,来春総会は5/26(土)@信濃町,秋は10/27(土)@日吉を予定しています。秋のミニ講演はいかがしましょう?
 また,本会設立50年が3年後の10月です。役員会では今のところ,秋の総会を充てる案が主流です。50年に一度のことですので,イベント・引き出物などを含めて,本会らしく,皆でゆっくり楽しみながら考えましょう。役員一同,ご意見をお待ちしております。
 それでは皆さま,お互い自愛の上,揃って佳い年を迎えましょう。そして来春,信濃町キャンパスでお会いしましょう

                                             (2017.11.12)

 
                        慶應風月会:会名の由来

 福沢先生が晩年に詠まれた七言律詩「秋日偶成」の中の「風」「月」から採られたものです。 
富田正文著『福沢諭吉の漢詩35講』を以下に記します。(福澤諭吉協会叢書)

                 秋の日にたまたま成れる
      出処は豈に唯だ山と官とのみならんや  市城の塵裏にも一身安し

      は落葉を吹いて髪ようやく白く    は清霄を照らして心ひとり丹し
      故旧親しみ有り 莫逆と称し      妻児つつがなく共に団欒す
      老余の楽事は談笑濃まやかに      酒を沽いて三杯すれば秋も寒からず
   

 人間の暮らし方は、出でて官に仕えて豪勢な楼閣に住み、しりぞいては山野に隠れ棲むというだけとは限らない。まちなかのごみごみしたところに居ても、一身を安らかに保つことができるものだ。今や季節は秋、わたしの人生も盛りを過ぎた。落ち葉が風に吹き寄せられているのを眺めているこのわたしの髪の毛もようやく白髪がふえてきた。雲ひとつないおおぞらを隈なく照らしている秋の月のように、わたしの心もなんの陰もなくただまごころあるのみだ。むかしからの友だちは親しみ合って互に莫逆の友と許し合い、妻や児たちも何の障りもなく相集まって睦み楽しんでいる。年をとってからの楽しみは、友人や家族が集まって、こまごまとした談笑のうちに時を過ごすことで、そこで買ってきた酒を盃を挙げて三杯ものめば、秋の寒さも気にならず、天下泰平の気分になれるというわけである。

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