fugetsukai_flag慶應風月会
慶應義塾教職員定年退職者の会
1970年(昭和45年)10月結成


本会は、会員相互の親睦と連絡を図り、  
併せて生活の向上に努めるとともに、   
慶應義塾の発展に寄与することを目的とする
  
HOME 平成26年5月1日
会長挨拶・会名の由来 役員規則財務 総会 入会のご案内 TOPICS 




         
  会長就任年

1993年

1995年

2006年

2012年

2022年
会 長 名

西岡 秀雄(元商学部教授)

阪埜 光男(元法学部教授)

小林 賢三(元理工学部教授)

𠮷野 肇一(元看護医療学部教授)

工藤 教和
(元商学部教授)

     

    工藤教和会長

                                             2022年6月30日
                       
会長挨拶 
                                              
 工藤教和 

みなさま、こんにちは。

4月から会長を仰せつかっております。本会の設立・発展に努力されてきた先輩方の意志を継いで精一杯務めますのでよろしくお願いいたします。

本会の目的の三つの柱、「会員間の親睦と連絡」、「生活の向上」そして「義塾と会員間の連絡」のうち最も基礎となる「会員間の親睦と連絡」の場である会員総会・懇親会の開催を今回も見送りせざるを得ない状況となりました。とても残念です。このような中にあって、皆様の「近況報告」からは、旅行や集まりに何かと制約が多いこのコロナ禍にあっても、それぞれが工夫を凝らして充実した日々を送られている様子が窺われ、頼もしい限りです。また、不幸にして体調を崩されている方もいらっしゃいます。1日も早いご快復を心よりお祈りします。「近況報告」が、この「親睦と連絡」にとって不利な現状を少しでも緩和するものになることを願っています。

「スペイン風邪」の流行、関東大震災、世界各地での軍事的対立・侵攻など、それらは歴史の教科書に載っている出来事でした。今私たちはこれらと同じようなことをまさに経験しています。先の見通しが全く不透明な世の中ですが、私たちは生活者としての視点を大事にしながら乗り切って行かねばなりません。そのためにも人生の一時期に職場を共にした者同士の情報交換、交流は貴重です。本会が幾分でもこれに役立つようにしたいと思っています。皆様からの会運営に関する積極的なご提案を歓迎します。

新型コロナウィルス感染症の終息が未だ見通せない現在ですが、秋には諸事情が好転することを期待して、ミニ講演会付の秋季総会・懇親会を1029日(土)午後2時より日吉キャンパス食堂棟2階「グリーンズマルシェ」(仮:日吉キャンパスへの入構管理状況に依ります)で開催する予定を組みました。会員各位には、ぜひ参加のご予定をしていただければと存じます。この2年間の空白を取り戻すためにも数多くの会員の皆様の参加を期待しています。

 
                  慶應風月会:会名の由来

 福澤先生が晩年に詠まれた七言律詩「秋日偶成(しゅうじつぐうせい)」の中の「風」「月」から採られたものです。 
富田正文著『福澤諭吉の漢詩35講』を以下に記します。(福澤諭吉協会叢書)

                  (あき)()にたまたま()れる
      出処(しゅっしょ)()()(さん)(かん)とのみならんや  市城(しじょう)塵裏(じんり)にも一身(いっしん)(やす)

      (かぜ)落葉(らくよう)()いて(かみ)ようやく(しろ)く     (つき)清霄(せいしょう)()らして(こころ)ひとり(あか)
      故旧(こきゅう)(した)しみ()り 莫逆(ばくげき)(しょう)し      妻児(さいじ)つつがなく(とも)団欒(だんらん)
      老余(ろうよ)楽事(らくじ)談笑(だんしょう)()まやかに      (さけ)()いて三杯(さんばい)すれば(あき)(さむ)からず
   

 人間の暮らし方は、出でて官に仕えて豪勢な楼閣に住み、しりぞいては山野に隠れ棲むというだけとは限らない。まちなかのごみごみしたところに居ても、一身を安らかに保つことができるものだ。今や季節は秋、わたしの人生も盛りを過ぎた。落ち葉が風に吹き寄せられているのを眺めているこのわたしの髪の毛もようやく白髪がふえてきた。雲ひとつないおおぞらを隈なく照らしている秋の月のように、わたしの心もなんの陰もなくただまごころあるのみだ。むかしからの友だちは親しみ合って互に莫逆の友と許し合い、妻や児たちも何の障りもなく相集まって睦み楽しんでいる。年をとってからの楽しみは、友人や家族が集まって、こまごまとした談笑のうちに時を過ごすことで、そこで買ってきた酒を盃を挙げて三杯ものめば、秋の寒さも気にならず、天下泰平の気分になれるというわけである。

 
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