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慶應義塾教職員定年退職者の会
1970年(昭和45年)10月結成


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                      会長退任挨拶

3/31/2022 𠮷野 肇一

 皆さま、こんにちは
 ついにその日が来ました。まずは、お支えいただいた役員をはじめとする会員各位に心からお礼申し上げます
 2006年に義塾を定年退職すると同時に、本会に入会しました。数年後、本会懇親会の席上、2000年ご退職の谷戸祥晃 副会長(当時)より、私が信濃町キャンパスに在職中、親しくしていただいたこともあり、副会長にご推挙いただきました。そのときの「口説き文句」を、今でもよく覚えております。
 「𠮷野さん、何もしなくていいから引き受けて」
 そのときの会長は、小林賢三さん(2001年ご退職、以下同様)で、ITにもお強く、本会のIT化に、会員リストをご自分で入力されるなど、身をもって本会の発展に寄与されていらしたのです。それまでの会長は、確かに前述の谷戸さんがおっしゃるとおりだったらしいのですが、小林会長からは変わってしまったのでした。そうは言っても、私の会長職は、総務、会計、広報などの幹事諸君の業務に比べれば大したことはなかったと思っています。
 当時の実質的なリーダーシップは都丸禎一 総務担当幹事(2001年)でした。彼は、私には本会の中興の祖ともみえる先輩です。というのは、彼の粘り強い交渉で、石川 武 塾監局長(当時、2009年、後年、本会副会長)のアドバイスもあり、本会事務所を三田の総務部に置き、婦人室を会議と資材置場に使用できるようになったのですから。そのときの担当常任理事が、このたび会長になられた工藤教和君(2011年)ですそれまで本会事務所が、役員個人宅や工学部同窓会系などにあったことを考えると、物凄いことです。また、義塾より毎年、10万円をいただいており、本会の義塾内エンティティーが確立したと言えましょう。
 そのような都丸さんですから、幹事会(その後、役員会に改称)の運営もとても丁寧でした。幹事会は、春・秋期の総会・懇親会準備、会員宛諸連絡文書の作成・封入などで、年に10回くらい開催されていましたが、時間が伸びて、婦人室の次の予約団体に迷惑が掛かりそうになったこともあります。
 本会はそれまで、基本的な規則はあったものの、細部・具体的なルールは少なく、いわゆる「阿吽の呼吸」ということで運営されてきたようです。このことも会議を長引かせる要因の一つと考えられましたので、私が会長就任後、まずはルール作りに励みました。当然、反対意見もあり、本会幹事会では珍しい多数決で決めたこともありました。横山光㬢幹事(当時、2010年)が条文作成で多大な貢献をされました。
 都丸さんのあとの総務担当幹事は鈴木幸男君(2008年)で、2011年に役員となり、昨年退任するまでの長い間、時には頭から湯気が出そうな雰囲気で、ルールに則っててきぱきと会議を進行、従来、役員全員作業であった郵送物作成などを独力でなど、大活躍してくださいました。
 2013年より、会務報告などが少ない秋季総会で30分以内のミニ講演を企画しました。多くは、高齢者向きの医療・介護関連をテーマとしたもので、福澤先生関連のものもありました。その際に使用されたパワーポイント等の資料は、本会ホームページ(HP)に掲載されています。このミニ講演は、現在は種切れで中断していますが、再開も視野に入れられたらと思います。
 そのHPを2015年に開設できました。これには、その前年に幹事に就任したITC職員であった横山敏雄君(2012年)という人材を得た幸運と、既述の石川 武 副会長(当時)らのサポートによります。爾来、HPアクセス数は3万件を超えているとのことです。そもそも本会のような「定年退職者の会」を持つ教育機関はきわめて少なく、ましてHPとなると本会だけしかかもしれません。会員諸氏におかれましては、このような貴重なHPをより多くご活用いただきたいと思います。投稿大歓迎です。
 次は、総会・懇親会の会場についてです。ずっと長い間、信濃町キャンパスで行われてきましたが、秋季だけ2017年から、日吉キャンパスで行うこととしました。理由は、日吉希望者も多い、既述のミニ講演用会場として、より適当などによります。参加人数に大きな変化はありませんでしたが、日吉には看護部等、大学病院技術職員であった会員の参加者が少なかったのが気にかかりました。彼らにとって日吉は馴染みがないこともあるでしょうが、彼らの本会に占める割合は結構大きいので、今後とも十分なご配慮をお願いいたします。なお、それまで信濃町キャンパスで開催されてきた理由は、都心という交通の便、駅からもアクセスしやすい、急病人発生時の対応性などによります。日吉キャンパス会場も、駅からのアクセスはほぼ信濃町のそれと同じですので、敬遠しないでいただきたいです。
 最後は、本会結成50年記念行事についてです。2020年秋の秋季総会・懇親会をそれに充てる予定でしたが、コロナ禍で中止となり、記念誌、記録(いずれもHP掲載)及び扇子作製のみとなってしまいました。この扇子作製には、70万円という、本会史上最大支出となりましたが、これも幸運にも、浅草仲見世の扇専門店の知己を通じて格安に出来上がり、好評でした。これまでこの50年記念行事に備えて蓄えていただいた先輩方に、改めまして厚くお礼を申し上げます。なお、それ以前の大枚支出は、東日本大震災時、義塾の募金に応じた30万円です。
 この記念行事に、私は「高齢医師による高齢者向け健康百話」という講演を準備していましたが、残念ながら機会を逸してしまいました。いつかチャンスをいただければ、ぜひ、やってみたいです。HPへ投稿することも考えています。
 これ以降、2021年の春と秋の計3回、総会・懇親会は残念ながら中止となっており、新役員の中には、総会・懇親会の経験なしという方もいらっしゃるようです。しかしながら、 工藤会長以下、きわめて優れたスタッフがお揃いなので、安心してバトンタッチすることができることはとてもありがたいことと感謝しています。
 以上、思い出すままに、感じたことを書かせていただきました。勘違いや失礼なことがあるかもしれません。ご指摘、大歓迎です
 終わりに当たり、本会と皆さまの弥栄を心からお祈り申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。副会長と会長、それぞれ1年と11年という長い間、本当にありがとうございました。
 ご機嫌良う、そしてまたお会いして美酒に酔いましょう

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  不滅の福澤プロジェクト始動! 投稿202203-01
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